Eppur Si Muove! それでも地球を廻る!

三軒茶屋でオーダーメイドジュエリー専門ブランドを運営する「FUJIMORI」の代表ブログ

ザ・シンガポールの結婚式、いよいよ第二部は、ホテルでのウェディングパーティーです。

夜7時開始とのことですが、シンガポール式だからゆっくり来てね~と言われていたので、
10分遅れくらいで到着しましたが、まだゲストたちはまだ会場の外のホールでゆったり談笑中でした。
(その中には普通に新郎新婦も混ざっていてそれも驚き)

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30分以上経ったところでようやく開場。
10~12人がけのテーブルが20テーブルくらい。
日本ではかなり大きな披露宴の規模ですが、シンガポールでは比較的小規模とのことです。

我々はここ一番のタキシードで臨みましたが、ゲストの衣装のばらつきがまたすごく、
日本では考えられないゴージャスなドレスとジュエリーを身に着けたご婦人もいれば、
日曜日のお父さん的なゆったりとしたカジュアルウェアのおじさん、コンビニ帰りかというニート風のTシャツ姿の若者、皆本当に自由な格好で参加しています。

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いよいよ新郎新婦の入場!
司会はプロの女性で、英語と中国語でガンガン煽る勢いの良い進行でしたが、
日本の披露宴のように段取りがしっかりとしているわけでもなく、
余興などのイベントもほとんどなく、
基本、会場全体が談笑で包まれながら時間がどんどん立っていくという感じでした。

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その中でも感動的だったのが、新郎新婦のウェディングフィルム。

FUJIMORIでデザインして製作したエンゲージリングのプロポーズシーン(もちろん再現ですが)はとても嬉しかったです!

LAWRENCE & CLARE WEDDING FILM from Clare Tay on Vimeo.


結局パーティーが終わったのは夜の11時半。
ナント4時間以上の長丁場でした。
それでも、日本の披露宴のように、会場の都合でどんどん進行してしまうような慌ただしさはまったくなく、本当にゆっくりゆったりと楽しめた披露宴でした!

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主役のお二人と、お作りしたリング!

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後日談ですが、この結婚式のほぼ一週間後に、シンガポールの百貨店で販売イベントを行ったのですが、テーブルで同席となったゲストの方が、両隣の方それぞれ、社交辞令ではなく本当に会場に足を運んでくれ、またお買い上げ頂きました。
このあたりの人間関係を大切にする文化(口だけでなく行動する)は、本当に見習いたいなぁと思いました。

☆ブログ筆者の運営するオーダーメイドジュエリーブランド ☆

オーダーメイドジュエリー専門店「ADAM<アダン>」
http://www.adam.co.jp/

アニバーサリージュエリー専門ブランド「MITUBACI<ミツバチ>」
http://www.mitubaci.co.jp/
 
コーポレートブランドサイト「FUJIMORI TOKYO」(英語サイト)
http://fujimori.tokyo/

FUJIMORIが受け継ぐ伝統技法で作る鐵ジュエリー 
http://www.tetsujewelry.jp/


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2013年から本格的にシンガポールでの展示イベントを行うようになって丸3年、
20回近くシンガポールを訪れていますが、全く仕事をしない滞在は基本的になく、
家族を連れてくる機会もありませんでしたが(一昨年に企画する娘の入院で断念)、
ようやく実現するチャンスがやってきました!

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シンガポール展開当初、まだ百貨店でのイベントを行う前から支えていただき、
すでにご自宅にも何度もお招きいただくなど家族ぐるみで友人のようにお付き合い頂いているお客様から、お嬢様のご結婚式に家族で招待していただきました。

以前にも、オーダーメイドでエンゲージリングとマリッジのリングをオーダーメイドでお作り頂いたカップルのお客様からウェディングパーティーにご招待いただいたことがありますが、
(その時の様子はこちらのブログ「シンガポールでウェディングパーティーに出席しました!」をご覧ください!)
 今回は、まさにザ・シンガポールの結婚式へのご招待です。

第一部は、ご招待頂いたお客様である新婦のご両親が主催するハウスパーティー。

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ご自宅と行っても、大きな錦鯉の泳ぐ池と、プール、大型犬2頭がいる豪邸。
ご親族を中心に50名ほどが招待されていました。

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そんな中に日本から来たお気楽家族、子どもたちみんなにプレゼントも用意されていておもてなしにびっくり。

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新郎新婦が、年長者や両親、親族に感謝を伝える伝統的なティーセレモニー。 

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お茶だけでなく、プレゼントも渡されます。
子どもたちにもご祝儀が入った赤い封筒をいただきました!

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クライマックスは新婦の家族全員でケーキカット !

日本ではまず考えられない自宅でのウェディングパーティー、家族みんなで貴重な体験ができました!


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ツーソンのグルメ事情その2

今回は、ホテルが朝食付きでなかったので、
毎朝会場到着前に、ベーグルなどファーストフードで朝食を済ませましたが、
本当は、アメリカならではの美味しいクラフトバーガーを食べたかったのですが、
どのお店もランチ前の時間からしか開いておらず、毎朝悔しい思いをしていましたが、
最終日、お昼過ぎに会場を出て、帰りの空港に向かう前に諦めきれずハンバーガー探し。

そしてたどり着いたのが、日本には進出していない知る人ぞ知るクラフトバーガーチェーン「In-N-Out」!

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お店の外見も内装もこれぞアメリカンハンバーガーショップという雰囲気なのですが、
メニューもイサギの良いこのシンプルさ!

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見よ!このお手本のような美味しそうなハンバーガー!!

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フライドポテトは、注文してから皮をむき揚げるというこだわり!

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ようやく美味しいハンバーガーにたどり着けて一行大満足。

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そして、車でたまたま通りすがりに見つけたクラフトビール「Thunder Canyon」で16ozの瓶でテイクアウトして回し飲み!

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空港に向かう僅かな時間でしたが、ハンバーガーとビールで最高の打ち上げになりました! 
来年もこの打ち上げを楽しみに一年間頑張ります!!


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アトリエから信号が青だったら徒歩40秒の所に、世田谷区立の図書館カウンターがオープンして、
蔵書はないけど、世田谷区中の図書館から本やCDを取り寄せられ、
またどの図書館で借りた本も返却できるとても便利なのです。
https://libweb.city.setagaya.tokyo.jp/library/sangenjaya_lib.html

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そんな図書館ライフの強い味方を紹介します。

その名もズバリ、「その本、図書館にあります。」
https://www.kigurumi.asia/imake/1369/

なんと、Amazonで検索をすると、そのAmazonの画面の中に、
登録した住んでる地域の図書館にその本があるかどうか(貸出中かどうか)が、
一覧表示されるという驚きのツールなのです!!!!

試しに、愛読書の一つイタルカルビーノの「木のぼり男爵」をAmazonで検索。
そこそこマイナーな本で、ぎりぎりAmazonでも新品が購入出来ますが、
その画面の中に。。

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尾山台図書館に蔵書があるという表示が!!そして嬉しいことに「貸出可」となっています。

その「貸出可」をクリックすると、

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世田谷区の図書検索サイトに直接リンクされ、一番下の「予約する」ボタンから、
簡単に図書が予約でき、図書館カウンターやお近くの図書館で受取ができるという。

なんて素晴らしい!これぞ無料Amazon!!!

なにより、思わず検索してしまう(そして思わず買ってしまう)Amazonの画面でこの機能が実現されているのが 何より素晴らしい。まさに無料Amazon!!!

Googleが提供するブラウザChromeの拡張機能ツールで、
インストールはちょっとだけ複雑なのですが、
上記提供者のサイトで丁寧に説明されているので安心です。 

是非試してみて下さい!

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サボテンの荒野の街、アリゾナのツーソンでの仕入れ以外の数少ない楽しみは、何と言っても毎晩の食事です。 
今回も朝はファーストフード、昼ごはんは仕入れの合間にベーグルとりんごをかじる程度で、 滞在中ちゃんとした食事は夜のみ。
その一番の定番は、ズバリ Tボーンステーキです!!

ツーソンにもたくさんステーキハウスがありますが、出張の際に必ず1回、そして今回の出張では3晩の内なんと2回も通ったのは、Pinnacleです!
http://www.pinnaclepeaktucson.com/ 

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このステーキハウスは、西部劇の舞台がテーマとなっている小さなテーマパークになっていて、敷地内では、ミニSLが走り、射撃小屋があり、そして週2回スタントショーのステージが行われます。

ちなみに、店内は伝統的に「ネクタイ禁止」。
着用していると、速攻カウボーイに刈り取られます。(なのでわざと身につけてくるお客が多い)
お店の天井には刈り取られたネクタイがズラリ。

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ネットより参考写真。

 そして名物のTボーンステーキは、炭火でカウボーイシェフが焼いただけという、シンプルなザアメリカンステーキ。

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メニューもとてもシンプルで、大きさごとに、カウガール、カウボーイ、ビッグカウボーイの3種類のみ!!
もちろん今回もカウボーイをオーダー!

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この迫力です。見事なTの字!
ちなみに左側がヒレで、右側がサーロイン。

しかし、油の少ないジューシーな赤味の肉は、シンプルな味付けもあって全然飽きることなく食べ切れてしまうから不思議。そして、アラフォーの軟弱な胃袋でも、翌日も胃もたれしない 。

長時間の仕入れを乗り切るための定番パワーディナーです!! 

 
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今年も年に一度のジェムストーンの祭典、アリゾナのツーソンジェムショーに仕入れにやってきました!

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今年で記念すべき5回目のツーソン来訪になり、これまではいつも一人で仕入れに来ていましたが、
今年はADAMのデザイナー&アドバイザーであり、FUJIMORIの主力コレクションのプロデュースを担当する久保田も同行しました。

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ショー初日、開場10分前のメイン会場。嵐の前の静けさです。

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いよいよオープン!
入場待ちで行列していていた世界中からやってきたバイヤーたちが、どっとなだれ込みます。

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出展者も、アメリカ本国、南米諸国を中心に、アジア、ヨーロッパ、アフリカと、世界中から宝石トレーダーが集まります。
5年通って、ようやくお互いに顔見知りの業者が増え、仕入れの優先順位や会場を回るルートも定まってきました。

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特にブラジルからの出展者で毎回一番に行って仕入れをする業者には、
日本からお土産と、仕入れた宝石で製作したジュエリーが乗っているFUJIMORIのカレンダーを渡すと、
とても喜んでもらえて嬉しかったです!

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今回の仕入れの中でも大物の、ビルマ産の非加熱サファイヤ。

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写真はあまりきれいではないですが、30キャラットの美しいロードライトガーネット。

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会場となっている巨大特設テント(本当に巨大!)の前に、アリゾナらしい大きなサボテンが何本か生えているのですが、
サボテンの赤ちゃんが育ちはじめているのを発見!!

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勝手にJose(ホセ)と名前をつけて、毎年出張に同行するKAJITAさんのスタッフの皆さんと全員で記念写真。
みんなで毎年ホセの成長を見守ることにしました!

今年は気候も暖かく、毎日抜けるようなツーソンらしい青空で、毎日会場への往復や、つかの間の休憩時間だけでも、本当に気持ちが良かったです。

今年も、予定した仕入れだけでなく、たくさんの素敵な宝石との出会いがあり、
一つ一つデザインをしてジュエリーに仕上げていくのが今からワクワクします!
来年のツーソン出張を楽しみに一年間頑張ります!! 


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社内で半期に一度行う個人面談で、プライベートの目標に「体力づくり」をあげることが多いFUJIMORIのメンバー。(特に職人たち。)
でも、なかなか運動をするキッカケもなく、やろうやろうと毎日が過ぎて。。
これではいけない!と思いたち、何か気軽に参加できるスポーツイベントはないかー、と探していた所、理想的なイベントがありました!

ハマスタ駅伝」(https://dena.com/running/hamasta-ekiden/

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なんと、一人2km×3人のお手軽駅伝。
三茶住人的な感覚で言うと、駒沢公園のマラソンコースを一人たった一周!
それなら、全く体力に自信がないメンバーでも何とか行けるかもということで、早速エントリー。

男性チームと、女性チームに分かれ、各3名ずつ選抜?メンバーを構成しました。
ちなみに、女性チーム3名は、そこそこ日常的にランニングをしているちゃんとしたチーム。
逆に、男子チームは、高校生の息子とサイクリングで張り合う専務の新藤チームリーダーはいいですが、
他2名は、ここ数年来日常生活で走ったことがないという最若手の職人平野、そして、運動は娘の抱っこだけという社長(私)という相当不安なチーム。。

 いよいよ当日!

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心配だった天候や1月の寒さも、 雲一つない青空と、全く風がない穏やかな日曜日。
これ以上ない駅伝日和となりました!

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フジモリチームメンバー6人!

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女子チーム!

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男子チーム!


あれ?
 

社長は?!

なんと、計画的体調不良により欠場。新藤の長男、15歳のスーパー助っ人が急遽参戦することになりました!!

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円陣を組み、いよいよスタート!

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横浜スタジアムの中を走れるだけでもとても気持ちが良さそう!

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美しきタスキのリレー!

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実は、相当体調不良の正田。やせ我慢?の快走アピール。

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サスペンダーランナー!平野。
普段はいている革靴で走ろうとしていた所を、ランニングシューズに履き替えさせました。
彼の足ではなく、ハマスタの人工芝を痛めるといけないので。。

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そして、両チーム無事完走!
女子チームは、なんと女子部門の第10位!!ベストテンの大殊勲でした!

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男性チームも、もちろん頑張りました。
サスペンダーランナーも、燃え尽きました。

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大会の運営もとても開放的で、ランナー以外の応援チームもとても楽しめたイベントでした!!

もし社長が予定通り走っていたら、急病人を抱えていきなり深刻なムードに、、ということになっていたかもしれないので、本当に良かったです。

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そして、最高のレースの後は、横浜ならもちろん中華街で打ち上げ!

来年も、監督?での参加を心に誓う社長(私)でした。



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フィレンツェ留学時代を一緒に過ごした靴職人の神座健次君が、
帰国後12年目となる昨年末に、ついにオーダー靴専門のブランド&ショップ「IL PULEDRO」を鎌倉にオープンしたので、早速出掛けてきました!
http://www.il-puledro.com/

神座健次くん。彼は、鎌倉靴「KOMAYA」の二代目経営者であり、イタリア・フィレンツェにある世界的に有名な紳士靴工房「Mannina」と「Stefano Bemer」で6年間修行をして帰国した職人としてもすごい人なのです。

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「KOMAYA」の2階に上がる階段に、新しいブランドのロゴマークと、鉄製のカッコイイ切り文字の看板が。

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二階に上がると、ガラス張りの新しい靴工房とご対面。

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そして、温かみもあって、でも職人の息遣いが感じられる工房&サロン。

なぜならブランドディング、グラフィック、ショップデザインは、同じくイタリア仲間で昨年独立したテラス那須大介君によるもの。

https://www.terrace-designconsulting.com/about/

那須くんには、FUJIMORIの
海外展開の際に、コーポレートロゴデザインやリーフレットのデザインも担当してもらっています!

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以前、神座君にはフルオーダーで結婚式用の靴を作ってもらっていますが、
今回はブランド立ち上げと同時にスタートした草木染めによる独自の革を使った靴をオーダーしました。

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早速、採寸。
僕の足は、幅が広く厚みがあって、いわゆるカッコイイ紳士靴はすぐに足が痛くなってしまう厄介な形。
それが、オーダーで作るとほんとにピッタリ、しっくりくるからすごい。

ちなみに気になるオーダー靴のお値段は、パターンオーダーが65,000円から、独自の草木染めのレザーを使うと116,000円で自分だけの色合いに染めた皮で靴が作れます!
そして木型から作るフルオーダーは260,000円から、うち木型代が60,000円、パターン代が50,000円なので、同じデザインの色や皮違いの2足目は150,000円で作れます。
製作期間は2カ月〜6カ月。出来上がるまでの時間もオーダーの醍醐味。

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土日は、工房店頭で本人が作業しているので、ご興味のある方は気軽に鎌倉まで遊びに行ってみてください!

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親友の二人が渾身の力で作り上げた新しいブランドと工房、新年早々本当に力をもらいました!!
ありがとう!


IL PULEDRO(イル・プレドロ)
http://www.il-puledro.com/ 

〒248-0012

神奈川県鎌倉市御成町5-39 2F

T.0467-40-6250 F.0467-22-6307





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FUJIMORIでは、2014年より企業理念を、
「環づくり-FUJIMORIのジュエリーが、人と社会に良い環をつくる-」
と定めています。

“環作り”とは、ジュエリーの専門用語で、彫金技法で指環を作る際、一番基本となるリング状のものを成型する作業を指す言葉で、会社の基礎となるゆるぎない企業理念を、FUJIMORIのジュエリー作りで一番大切にしている作業を示す言葉で表したいという思いを込めて企業理念としています。
 
「輪」ではなく、「環」としているのは、以前はゆびわを指環と書くことが多かったこともありますが(今も金環食といった使われ方はされています)、輪は線が繋がっただけの二次元的なイメージであるのに対して、環は環境といった言葉にも使われる通り、より立体的な、もしくは空間的な繋がりを示すイメージから、FUJIMORIの企業理念として「環」という漢字がより適切と考えて使用しています。

昨年末の経営方針説明会にて、この企業理念をより視覚化して、スタッフ全員で共有し、日々の業務の支えとなり、意思決定の指標となるように、企業理念ポスターを作成しました。

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題材にしたのは、創業者である藤森健司会長の手です。
今年で喜寿を迎える私の父ですが、経営者としてだけでなく、毎日工房にて職人として製作やデザインを行っています。
ゴツゴツした現役の職人の手ですが、弟子入り時代から数えると60年近くジュエリーを生み出してきた、時間と経験が刻まれた美しい手です。
何か作業してるような手でもあり、ボールのようなものを包んでいるような手でもありますが、FUJIMORIが作るジュエリーと、人と社会につくる「環」を、両手で表しています。


ポスターの中では、下記のように、FUJIMORIのヴィジョン(社会的目標)と、ミッション(社会的使命)も記しています。

<ヴィジョン(社会的目標)>
子供からお年寄りまで、あらゆる世代、環境、境遇の人々が、人と繋がり、孤独にならず、
楽しく前向きに生きることが出来る会社と社会をつくる。

<ミッション(社会的使命)>
人類が5000年来積み重ねてきたジュエリーの価値を大切にし、
専門的な技術とそれぞれの魅力を磨いて自信を持ってジュエリーをつくり、
社員とその家族とその仲間、お客様とその家族とその仲間が、
ジュエリーを通して、楽しい、嬉しい、と思える人間関係を築く。


企業理念を定めて以来、商品やサービスづくりの指標として、このヴィジョンとミッションを活かしてきましたが、その裏ではどうしても言葉が先行してしまう違和感も感じていました。
 
そしてこのポスター作りする中で、改めて、言葉に従って行動するのではなく、行っていることがそのまま言葉になるほうが、ずっと自然であると思い始めました。つまり、「言っていることと、行っていることが一致している」こと。
これがないと、理念やヴィジョン、ミッションといった言葉は、全て空虚なものになってしまうと思い直しました。

そこで、2017年からは、一つ一つの行動により、自分たちの企業理念が、人肌を感じ、手応えのあるものとなるように、スタッフ一同取り組んでいきたいと思い、一つ志を立てました。
それは、「FUJIMORIのジュエリーでもっと夫婦が仲良しになる」ことです。

創業以来これまでに10万組以上のご夫婦の結婚指輪を作り続けてきたFUJIMORIですが、FUJIMORIで作った結婚指輪に、お二人ともずっと愛着を持って身につけて欲しいと願って、指輪を一本一本心を込めて作り、お渡ししたあともメンテナンスを気軽に受けていただきやすいように心がけてきました。
そして何より、ずっとお二人が仲良しで指輪を身に着けていただき続けて欲しいと思っておりました。

「ご夫婦にずっと仲良しでいて欲しい」というその思いを、具体的に行動を起こして、お二人がずっと仲良しでいられるための手助けを、FUJIMORIのジュエリーを通して行う。
そのために、今年からFUJIMORIでは、「毎朝結婚指輪を交換しよう!」というキャンペーンを実施しようと思います。

毎朝結婚指輪を交換するお二人は、きっとずっと仲良しでいられるはず。
毎朝、起きたとき、出かける前に、二人で指輪を交換して、毎日お互いに感謝を伝え合う。
朝はいつだって忙しいし、それにちょっと照れくさいけど、結婚式と同じように指輪の交換をして、あの日の誓いを思い出す。

もし出張中で朝、指輪の交換が出来なかったら、
一人で少し目を閉じて、今もし目の前にパートナーがいたら、
どんな気持ちで指輪をはめてくれるだろうと考えながら指輪をはめてみる。
ちょっと喧嘩をしてしまった、心がすれ違ってしまった次の日も、毎朝の小さなセレモニーでリセットできる。

まずはスタッフの夫婦がはじめ、そしてFUJIMORIで結婚指輪をお作りいただくお二人にご協力をお願いして、毎朝結婚指輪を交換することが社会的な習慣になっていくと良いと思っています。

そして、毎朝結婚指輪を交換することが、一組でも多く仲の良い夫婦を作り、仲の良い両親の姿を子どもたちに伝え、またその子どもたちが仲の良い夫婦になっていく。
それが、社会から孤独を減らし、楽しく前向きに生きていける一つの力となっていけば良いと思っています。

FUJIMORIの結婚指輪が繋ぐ「夫婦の環づくり」を、2017年、お客様とともにスタートします!


最後に、FUJIMORIは3年後の2020年に創業50年を迎えます。
経営的には3年というのは具体的な行動の計画と、それを振り返るのに適切な期間であると思います。

FUJIMORIでは、ご夫婦の環だけではなく、これからも、ワークショップを通してものづくりの楽しさを伝える活動、被災地の子どもたちを支援活動、子育てや介護など個人的な境遇に左右されない働き方の実践、などを通して、社員とその家族、友人、そしてお客様とそのご家族、ご友人の皆様を、どれだけ我々FUJIMORIのジュエリーが、人と社会に良い環をつくる事ができるか、一つ一つ積み重ねて実現していきたいと思います。


2017年元旦
株式会社フジモリ 代表取締役 藤森隆 

あけましておめでとうございます。

今年2016年は、2011年3月11日の東日本大震災から5年目を迎える年となります。
また2020年の東京オリンピックまで5年という年でもあります。

弊社は震災の前年2010年に過去最高の業績となり、卸売のマリッジリングは、月1000本以上を製作、販売し、直営店のADAMも、開店30年来一番の成績を納めていました。

しかし、その翌年震災が起こり、全ての状況は一変しました。

ニュースでは、震災で絆が深まり、婚約や入籍のブームとなっているといった報道もありましたが、
基本的には、自粛ムードの中で慶事は先送りにされ、ダイヤモンドの婚約指輪を買ってプロポーズ、というようなムードも自然となくなり、ジュエリー全体がいわゆる買い控えの状態となり、市場自体が冷え込みました。それは、2008年のリーマン・ショックとは比にならないものでした。

そして、その冷え込みは、自粛ムードの緩和と合わせて回復する予想を裏切り、ジュエリーに対する価値観の変容を生み出しました。言い換えると、ジュエリーの需要の多様化、もう少し強い言い方をすると「ジュエリーの無用化」が急激に始まったのです。
つまり、婚約指輪は不要とされ、背伸びをして高いジュエリーをプレゼントする男性は疎まれ、ステータスとして所有する喜びは希薄になりました。
そのような価値観の変化は、バブル崩壊以降じわりと進んでいましたが、辛うじて老朽化した柱で支えられていた価値観が、震災によって一気に崩れたという状況であったと思います。

昨年の年初メッセージに書きましたが、震災は、日本の社会に大きな変化をもたらしたのですが、それは、社会問題や価値観を一気に10年位先に進めた出来事だったと僕は感じています。
つまりタイムマシンのように、10年後の未来をいきなり我々の目の前に持ってきたものだったと。
ジュエリー市場に当てはめれば、やがて来たる状況、震災がなければおそらく2020年ころにそうなっていたであろう需要の冷え込み、ジュエリーに対する価値観の変化が、10年早く起こったと考えたいのです。

偶然にも、震災前から準備をしていたMITUBACIというブランドは、震災直前の2011年1月にブランドをスタートさせました。
当初は、少子化によりいずれやってくるブライダルジュエリー市場の縮小に対応するため、独自の直販ブランドをもつという目的で、オンライン販売をメインとするブランドとして開始しました。
実際には、スタート後丸一年、想定していたオンラインでの販売実績はほとんど伸びませんでした。
しかし震災後、プロジェクト結(http://project-yui.org/)での被災地支援の活動で行った、子供向けのワークショップの実施から偶然得た、ジュエリーを媒体にしたコミュンケーションに大きな可能性と新しい価値観がある、という手応えから、あたらしいMITUBACIのコンセプトが生まれました。

それは、これまで繋がっていなかった(オフラインであった)、“ジュエリーを作る人”と、“ジュエリーを使う人”を繋げ、“オンライン”にしよう、という目標です。

これまでのインターネットだけで完結するオンライン販売から、お客様に三軒茶屋の工房まで来て頂き、職人が直接、実演をして製作方法を説明し、お客様の要望や質問を伺って、それを自らの製作で応える、という工房見学による販売スタイルに徐々に切り替えていきました。
また工房にいらっしゃることが出来ないお客様には、スタッフが全国どこへでも直接お客様のところまで出向き、必要があればTV会議のシステムで工房に直接つなぎ職人と直接やり取りする、という「どこでもMITUBACI」というサービスも開始しました。

そして、子供からお年寄りまで、性別や世代に関係なく、ものづくりの楽しさを知ってもらうことを目的に「ものづくりカフェ」というサービスを工房で随時実施し、また東京ビックサイトでのハンドメイド系の見本市や、美術大学の文化祭に、ワークショップとして出張開催したり、石巻の中学校でも職業講話の授業の中で実際にジュエリー作りを体験してもらうといった取り組みを行ってきました。

そして昨年、「かなえてあげる職人がいるジュエリー工房」という新しい合言葉が職人たちから生まれ、直営のショップでのお客様の難しい修理やこだわりの要望、卸先からのリクエストなど、出来る限り職人の腕と工夫で応えたいという素直な気持ちで仕事をすること、それが出来るための努力や環境づくりを行っていくという方向性が定まりました。

また製作することでかなえるだけでなく、彼女に内緒でオーダーしたい、受け取りの時にプロポーズがしたい、短い東京滞在中に受け取りたいといったリクエストに何とか応えたいと考え一つ一つ実現し、ついには工房内で結婚式がしたいというお客さまがあらわれ、職人とスタッフたち総出で、花嫁のベールや、ケーキ、シャンパンを準備し、職人が神父役になり指輪を交換するという出来事もおこりました。

今まで、頂いた注文を黙々と製作していた職人が、これまで関係者以外が入ることのなかった工房にお客様いらっしゃるようになり、いきなり不慣れな接客をすることになり、未だに一組一組の来客が大きな負担になっています。
それどころか、2年前からは、シンガポールの百貨店で、英語も話せない職人が、製作の実演したり身振り手振りで外国人のお客様に直接販売するという、5年前には考えられなかった変化が震災後の5年間で起き、全員がそれに対応出来るように、一人ひとりそれぞれの課題の中で必死に頑張っています。

改めて、震災は、取り返しの付かないような甚大な被害と、回復の出来無い様々なダメージをもたらしましたが、同時に、やがて日本が直面するであろう問題を10年は早くもたらしたと考えられ、我々に未来への10年の猶予、もしくはアドバンテージを与えてくれた出来事ではなかったかと思います。

震災から10年となる2020年は、弊社の創業50年となる節目の年です。
経営者の私をはじめ我が社のスタッフ全員にとって、これからの5年で、震災前の状況や価値観に戻ってしまうか、もしくは、歯を食いしばって自らを変化、成長させ続け、新しいジュエリーの価値を生み出し、この日本で、自分たちのものづくりで、食べていくことが出来るか、前向きに仕事をすることが出来るか、そして社会に貢献することが出来るか、今年が大きな分かれ道となると考え、この一年間仕事に取り組んでいきたいと思います。

2016年 元旦
株式会社フジモリ 有限会社ボッテガフジモリ 代表
藤森隆 

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